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熊野の古道(熊野三山参拝)その4

熊野古道の旅のブログはこれが最終回。これまで読んでくれた皆さまありがとうございました。

これまでの旅路についてはこちら★

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  • 湯ノ峰温泉で目を覚ます。
  • 発心門王子から、巡礼の最終地点へ
  • 新宮へ、そして東京へ。

湯ノ峰温泉で目を覚ます。

早朝4:00頃起床。お目当ては「つぼ湯」。(湯の峰温泉 公衆浴場・つぼ湯 –

つぼ湯とその入り口。

「つぼ湯」は天然の岩風呂で1日に7度も色が変化すると言われている不思議な温泉。「小栗判官照手姫物語」では、餓鬼病となった小栗判官がこの湯に浸かり、生き返った有名な伝説がある。当時からいったい何人の人がこの温泉に浸かったのであろう。感慨深い。(少し歴史マニアw)

世界遺産にも登録されているこの天然温泉の営業開始は朝の6時で30分の交代制。

営業開始は朝6時だけど、お休みの日などは6時に行っても遅いというか、すでに並んでいるという噂を聞いた。私はこの日、朝8時には次の目的地へと出発しないといけない。

連休だし、絶対に混む。朝早く起きて、入れなかったら嫌だし、、と思いながら、前日は諦めかけていた。「でもここまで来たからには、やっぱり経験したい」という気持ちが芽生えて、自分が先程いだいたばかりの夢を叶えてあげることにした。
(昔の自分だったら、諦めていたかも。)

 

朝4時ちょい過ぎに発券機のある受付に到着。一番乗り!一番風呂に入れることがわかった。朝4時に並ぶとかクレイジーだなと思いながら、早起きができて、自分の牡羊座のエネルギーに感謝したww

しばらくしたら、日本人の若い男性が二番手として並び、アメリカ人の男性が三番手として並んだ。三人でのお喋りが楽しかった。

勝浦でも感じたことだけど、熊野古道ではハートオープニングになるからか、知らない人や観光客同士で自然と会話が生まれる。

 

6時になった。6時の時点で10組以上が並んでいた。。単純計算で30分×10組=300分=5時間待ち。。本当に朝4時に来てよかった。。

つぼ湯!私が入ったときはこんな色だった。

自然にしたから温泉が湧き出ているわけだが、一番風呂で暑すぎて、水を大量に入れてから入った。つぼ湯。気持ちいい~幸せ過ぎる。

なお、今回、つぼ湯に入るにあたって、こちらのブログが大変参考になりましたので、ご紹介します↓  :)

世界遺産「つぼ湯」を体験!(湯の峰温泉) - すまりんの てくてく ふたり旅

 

つぼ湯を30分で出た後は、少しお散歩。熊野古道の大日越ルートと赤木越ルートの入り口に少し入ってみた。

リスさんがいた。

Autumn

熊野古道巡礼は発心門王子スタートと決めていた。湯ノ峰温泉から発心門王子までのバスが朝8時にある。バスを待っている間はゆで卵を作って待っていた。(これぞ、温泉卵!笑)

卵や野菜は近くの売店で売っている。私は東光寺(湯ノ胸薬師)の売店「湯胸茶屋」で購入。口コミ通り、住職の感じがあまりよくないので、別の売店で購入できるなら別のところに行くことをおすすめします(笑)

発心門王子から、巡礼の最終地点へ

発心門王子に到着!!ここから熊野本宮大社まで約7kmの道のりスタート!(

発心門王子 - Wikipedia

発心門王子は格式の高い「五体王子」の一つ。

まわりはこんな感じ。いい雰囲気。本宮へは、コンクリートの道を通っていった。

山里を通る。なんていい景色。


(ひとりだけで山道や山里歩くのは、少し不安になるかも。周りにも巡礼者がいてよかった。)

水呑王子に王子に到着。

何かいる、と思って写真を撮ってみた。不思議な線が写真に入るなぁ。

隣の休憩所で湯ノ峰温泉で作ったゆで卵を朝ご飯として食べた。

 

水呑王子を過ぎると、「熊野古道っぽい」道へと入る。右側が山の斜面だが、自分の斜め上あたりをさっと通る存在がいた。「烏天狗だ!」と直感的に思った。もしかしたら、一瞬見たのかもしれない。(一瞬すぎてわからない。)でもそのとき、天狗は本当にいると確信した。


道の途中にはお地蔵さんが。道半ばで倒れた巡礼者の供養と、道半ばの巡礼者の安全を願って建てられたそうな。昔は今と違って、命がけだったんだろう。盗賊、餓死、病気の危険があるなか、信仰心を持ってこの道を歩んだんだ。

途中の道。

伏拝王子に到着。この中辺路ルートをたどった巡礼者は、ここで初めて熊野本宮大社(現:大斎原)を目にした。苦労を重ねてここまでたどり着いたあとで、感激のあまりひれ伏したために、この名前が付けられたそうな。

伏拝王子には、平安中期の女流歌人和泉式部に関わる逸話がある。

和泉式部が熊野詣をして、伏拝の付近まで来たとき、生理となった。これでは参拝できず、嘆きながら歌を詠んだ。

  晴れやらぬ身のうき雲のたなびきて月のさわりとなるぞかなしき

すると、その夜、夢に熊野の神様が現われて、

 もろともに塵にまじはる神なれば月のさわりもなにかくるしき

 と返したため、和泉式部はそのまま参詣することができた。

昔は月経が不浄なものだとされ、月経中の女性は参拝が出来なかった。しかし、熊野の神様は、そんなこと気にしませんよ、と言ってくれたのである。作り話ではあるらしいが、他の神社仏閣とは異なり、どんな人でも受け入れた寛容な熊野信仰をよく表したお話である。

左が伏拝王子石祠、右が和泉式部の供養塔。

なんとここでお友達にばったり!!出会う場所やタイミングにも意味があるのだろう。

途中の道をご紹介。

 

祓殿王子に到着。長かった道中の汚れ穢れを払い、身を浄めて本宮大社に参拝するための禊場であった。

自然と手を合わせたくなった。どれだけ多くの人が、どんな思いで心身を禊ぎ清めたのだろう。ここでボランティアでガイドをしている地元のおじいさんと仲良くなった。ガイドが生き甲斐だそう :)

裏鳥居をくぐり、熊野本宮大社に到着!もう一度参拝いたしました。

裏鳥居

そして、もう一度、大斎原へ。もう一度言うけれど、大斎原まで来て、熊野古道巡礼を終えたと言えると思う。

これで、私の巡礼の旅は終わった。

新宮へ、そして東京へ。

バスに乗って、新宮へと帰る。

新宮駅前のJOYFULというカフェで遅めのランチ。(ちなみに、同じビルの1階は、名物のさんま寿司が食べられるお店。営業終了時間が迫っていたため、せかせかしたくなくて、JOYFULというハッピーな名前のカフェに入ることにした。)

腹ごしらえをして、徐福公園へ。(徐福公園 - Wikipedia

秦の始皇帝の命により不老不死の霊薬を求めて渡来した徐福を記念している公園。中国から農耕、捕鯨や漁業に関する技術を新宮の人々に伝えたらしい。

この公園のエネルギーが悪すぎて驚いた。入ってすぐに出たw 熊野古道でたくさんの良い気に触れたから自分がとても繊細でオープンになっているのもあるけれど、それにしても、あのエネルギーの悪さは何だったんだろう。衝撃だった。(どなたか何か知っていたら教えてほしい。)

 

東京へ帰るための夜行バスの時間まで、まだまだ時間がある。

浜王子へ25分ほど歩いて行ってみた。(浜王子 - Wikipedia

浜王子は、新宮から高野坂、そして那智へ向かう海岸沿いの熊野古道ルートの途中にある。

住宅街の中にたたずむ浜王子。

そして、王子が浜へ。海の色が綺麗だ。

びっくりするくらい誰もいない。。。プライベートビーチ状態。

少しここで過ごした。

私の旅はここで終わり。

新宮駅に歩いて戻り、20時くらいに新宮駅出発の夜行バスで東京へ帰った。

旅の最後の写真 :)
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熊野の古道(熊野三山参拝)その3

熊野古道の旅、2日目。

今日は新宮エリアを主に散策する日。

旅程については、こちらのブログをご確認ください★

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前日の旅の様子はこちら。

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朝早く目が覚めた。幸せな目覚め。

昨晩にコンビニで買っておいた朝ごはんをいただく。

いざ、新宮へ。

7:00頃に紀伊勝浦駅から新宮駅まで電車で向かう。電車から海が見える。最高だな。

車内には、部活動に向かう中高生たち。みんな携帯電話とにらめっこ。これは東京でも地方でも一緒なんだ。青春が携帯電話の中に見るものなんだ、と思った。

 

新宮駅から、まずは、神倉神社へ。(神倉神社 - Wikipedia

入ってすぐの、猿田彦神社にすごく惹かれた。そばに小さな滝があって、とてもいいエネルギーを放っている。

源頼朝が寄贈したとされる、石段538段は本当に急。登るのがとても大変。四つん這いになって登っている人もいたw

生命を感じる。植物は本当によくこの世のエネルギーを表していると思う。

地元のお爺ちゃんか、もの凄い勢いで上の方から降りてきたwしかも、裸足w

到着!第一印象は「すごーーーーい!!!!!」(←語彙力。)

ゴトビキ岩は不思議だ。自然にこのような形になったのか?岩の横には模様があるようにも見える。隣にも巨石がある。こんな大きな石が突然、山の頂上にぽつん、と、あるのが不思議だよなぁ。

この岩は突然自然発生的にここにあるとは思えない。人工的なものだろうか?

神倉神社のゴトビキ岩がきっかけで、巨石や磐座信仰に興味がでてきた。

ゴトビキ岩と隣の巨石の間に行ってみた。

ここは、女性器であると思った。

すごいエネルギー。

ここで、不思議に思った。神倉神社辞退は、女性性のエネルギーをおあまり感じない。はて、男性性や男性器のシンボルはどこにあるのだろうか?と。

この日は答えを見つけられなかったが、後日、ネットでゴトビキ岩は男性器の形をしているという記事を見つけた。写真を振り返ってみたが、そのように見えない(笑)

ネットで上空からや別の角度からの写真を探したところ、、、確かに!!男性器ではないか!(笑)

 

熊野三山のひとつ、熊野速玉大社まで歩いて向かう。(熊野速玉大社 - Wikipedia

途中の道がとても楽しい。築年数が経ってそうな家は昭和の面影があって、とても好き。

神社が見えてきた。近づいていくと、なぜか神社がとても喜んでいる気がした。こんな感覚は、はじめて。到着。

ご神木のなぎの木。平重盛が手植えしたとされ、昔の人はその葉をお守りにしていた。

きれいな社殿。とても美しい雰囲気を放っていた。とても整った雰囲気。

 

新宮城(丹鶴城)跡に行ってみた。今は丹鶴城公園という公園になっている。上からの景色は素晴らしい。

ここに見えるは熊野川

そして、須賀神社へ。(阿須賀神社 - Wikipedia

ここは王子の一つで、世界遺産にも登録されている。蓬莱山の麓に鎮座する古社。

神倉山(神倉神社)に降臨した熊野権現は、その後に阿須賀の森に遷されたそうな。その後に本宮や新宮(速玉)に遷ったらしい。

元々くる予定はなかったけど、数日前にGoogleマップで見つけて、とても気になったので、参拝することにした。呼ばれてきている感じもする。

雰囲気がいいなぁと思った。

境内からは弥生時代の遺跡が発掘されている。その遺跡跡でも不思議な感覚がした。

本宮へ!

思ったより早く見たいところを見終わったため、いったん、本宮に行くことに。

新宮駅から、バスで本宮へ向かった。バスで一時間。途中の景色はとても綺麗だった!!

熊野川の舟下りは「川の参詣道」とも呼ばれる。熊野古道のひとつ!

本宮前にある熊野本宮館(ビジターセンター)のバス停で降りた。立ち寄ってみた。

世界遺産として登録されている巡礼の道は、熊野古道とスペインの 「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路(サンティアゴ巡礼道)のみらしい。

ビジターセンターの大きなガラス窓から、大斎原(おおゆのはら)の大きな鳥居が見えた。景色が壮大だと思った。大斎原とビジターセンターはそこそこ距離があると思ったが、エネルギーを強く感じる。涙が溢れてきた。

大斎原とは、明治22年(1889年)の大洪水まで熊野本宮大社があった場所だ。熊野川・音無川・岩田川の中洲にあり、人々は川で禊ぎをおこなって、参拝をした。
大斎原こそが、巡礼の最終地点であった。

順番が違うかもしれないが、産田社へお参りをした。ここは、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の荒御魂をまつっている。

熊野本宮大社へ参拝。(熊野本宮大社 - Wikipedia

一の鳥居。
杉木立に囲まれた158の石段を登って本殿へ。参道の中腹、左側にある祓戸大神にお参りをし、身を祓い清める。手水舎には八咫烏が。

 

拝殿。

とにかく人が多い。人が多いと自分の気が散ってしまって、きちんと神様やその場のエネルギーを感じられなくなるから、残念。

なお、本殿は、写真撮影は禁止。下の写真はサイトからの借りもので、こんな感じ。(熊野本宮大社 – 熊野本宮観光協会

www.tb-kumano.jp

1889年(明治22年)の洪水により中洲にあった社殿は大きな被害を受け、上四社のみが現社地に移築された。中四社および下四社と摂末社の社殿は再建されず、旧社地(現:大斎原)に2基の石祠が建てられた。

人がとても多かったからか、、、神聖さは残園ながらあまり感じられなかった。何より気になったのは、看板や旗、注意書きの多さ。せっかくの景観が台無しで、少なくとも視覚からは神聖さが感じられない。残念ながら、こんなに美的に「醜い」神社は始めてだ。(写真に入らないように撮るのが大変だった)

これに関連してもっと日本人に下の本を読んで欲しいと思う。

写真禁止であったが、一般的に写真禁止となる理由はいくつかあると思っている。被写体の損傷を防ぐため、著作権の問題、神聖な場所だから(神様が嫌がっているパターン)、神聖な場所だから(管理している人間が嫌がっているパターン)などなど。

私のフィーリングであるが、熊野本宮大社の場合は、管理している人間が嫌がっていて撮影禁止にしていると感じた。神様は、写真を撮られても問題なさそうだったw(老若男女、月経中の女性、庶民から貴族、ハンセン病の人まで幅広く参拝を受け入れてきたおおらかな神様なのだから、写真くらいいいよ、と言っているのも納得。)

神殿内の参拝順序があったが、神職の人が「すいている方から参拝してください~」って声をかけていて、あ、やっぱり何でもいいんじゃん、と思った。人間が勝手にいろんなルールを作ってるだけ。

ランチは熊野本宮大社前の茶房 珍重庵にて。

そばとめはり寿司

大斎原へ参拝することにした。

(ここも看板が多くて景観を損ねているのが残念。)

大斎原は、とても気持ちが良くて、ずっとここにいたいなと思える場所だった。時折、じーんとなった。

川沿いの道を通って帰った。とてもきれいな川だ。

昔の人々は、この川で禊ぎをして、参拝していたんだ。

川沿いの土手に座って、大鳥居と大斎原を眺める。

そろそろここを発とうと思い、大斎原に向かって、「また明日も来ます」って言ったら、「また来ます」という言葉に強烈なデジャブを感じた。私、昔もここで「また来ます」って言った?前世でここに来てた?

湯ノ峰温泉へ!!

バスに乗って、本日の宿がある湯ノ峰温泉へ向かった。湯ノ峰温泉は4世紀から続く日本最古の温泉街らしい。(湯の峰温泉 - Wikipedia)知らずにここに泊まることにしていた。なんだか、自分が選択することは結局ベストな道に通じている、そう思った。

湯の峰王子に参拝。((湯の峰王子 - Wikipedia
宿に到着。ひとり露天風呂最高。。。

自分はラッキーガールだと思った。形態の充電が切れそうで困っていたら、ランチで座った席の隣にコンセントの挿口があったり、どうやって明日の出発地点まで行こうと悩んでいたら、ちょうど宿の受付でその答えを小耳に挟んだり。
なんとなくではあるが、自分が呼ばれていく場所は、どの土地に歓迎されているからラッキーなことがたくさん起こる気もする。

 

続く。

 

熊野の古道(熊野三山参拝)その2

こちらの記事では、和歌山県に到着して1日目のことを綴っていきます~

旅のスケジュールと到着までの体験記についてはこちら↓

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那智へ、そして歩く。

夜行バスの到着が大幅に遅れなかったため、予定したローカルバスに乗ることが出来た。

(地方はバスの本数が少なくて、1本乗り遅れるだけで、長い間待つことになる。。)

間に合って、ありがたい。

20分ほどバスに乗り、バス停「大門坂」で降りて、歩き始める。

大門坂~那智の滝まではおよそ2,3kmで、わりと歩きやすい道であるそう。熊野古道のうちの中辺路の一部である。

目の前に山が見えて、それだけでもとても幸福を感じた。なんて幸せなんだぁ~

昔はこのあたりに大きな鳥居があったから、大門坂と呼ばれるそうな。

熊野古道沿いには、王子という小さな社があって、王子社に祀られている神々は熊野三山の祭神の子どもとされる。

多富気王子にに到着。

ここでは、パワーを感じた。

石碑に八咫烏が彫ってある。

木々に囲まれた未知を歩く。足下を見ていないと転びそうになるんだけれど、ここでインスピレーションが湧いた。

下ばかり見ていると、まわりの美しい景色に気付かない。時には立ち止まって、まわりの美しい景色を堪能することも大事。

だから、進むだけではなくて、たまには立ち止まることも大切なんだなあ。

いつも進むことばかり考えていて、がむしゃらでいると、自分のすぐそばにある幸せや美しさに、気付ける。

龍さんの角のような。

気(波動)の良いところにいるからか、ニコニコし出した。ハートもオープンになっていることを感じる。


熊野那智大社
に到着!(熊野那智大社 - Wikipedia)

連休だからか、人が多いな、というのが第一印象だった。きちんと参拝させていただきました。

胎内くぐりを経験。樹齢850年を越える木の中を護摩木を持って通る。

そして、有名な三重の塔と那智の滝の景色を見れて最高ー!この景色を生で見てみたかった。

熊野那智大社のすぐ隣には、青岸渡寺がある。西国三十三所第一礼所。(青岸渡寺 - Wikipedia)

もともとは熊野那智大社とともに神仏習合修験道場であった。明治時代の神仏分離により、熊野本宮大社や熊野速玉大社の仏堂は破壊されたが、ここは破壊されずに済んだ。

このお寺が大変すばらしかった。16世紀に再建された本堂に趣があって、なんと美しい。渋くていいなぁ。ずっと眺めていられる。

 

龍神へ向かう。途中の道も楽しい。(飛瀧神社 - Wikipedia)

伏し拝み。飛龍神社である那智御瀧の遙拝所で、今でも神事を行う聖地らしい。
ここもエリアもすごいパワーを感じた。

到着~~。

壮大な光景が目の前に。

高さ133m、落差日本一の那智の滝

ここまで来たら、近くで見たい。400円ほど(記憶が曖昧)の参拝料を納めて、お瀧拝所へ。


参拝料を納めると、小さなお守りと盃がもらえる。その盃でご利益があると言われる延命長寿の水をいただきます。(この盃は、お持ち帰りOK!)

近くで見るご神体の瀧は迫力があって、ぼーっと見てると瞑想状態になる。


熊野那智大社まで来たら、ぜひ飛龍神社まで足を延ばすことをおすすめします。

 

ここでやっと、遅めのランチ!飛龍神社のすぐ近くにある「美山亭」に入る。

ここでも幸福感に包まれた~。おいしい~。そして観光できる余裕が豊かさ、食べ物が食べられるありがたみ、休憩できること、ありがたい~。

郷土料理のめはり寿司とそばのセットをいただいた。
めはり寿司は高菜の浅漬けの葉でくるんだおにぎり。

三重の塔に登ってみた。とても良い景色。那智の滝も綺麗に見える。

青岸渡寺をゆっくり見たり、熊野那智大社をゆっくり見た。ありがとう。


帰りは、表参道にあったお土産屋さんに入ってみる。

那智黒石を使ったキーホルダーをお土産を買った。

那智勝浦へ戻り、旅の疲れを癒す。

バスに乗って、那智勝浦に戻った。

かつうら御苑日帰り温泉を楽しむ。早めの時間だったからか、ひとり!貸し切り状態で露天風呂も楽しんだ~。なんてラッキー!

写真はホームページから拝借。

温泉 [かつうら御苑]│那智勝浦の温泉旅館

夕食は、ぜひおいしいまぐろ料理が食べたい!と思い、「桂城」というお店へ。

オープンの17時すぎに行ったが、すでに並んでいる列が。

名前を書いて、待っている間は、近くにある個人商店でお土産を買った。

売店のおじいちゃんが本当にかわいかった。会話も楽しかった。私はチェーン店よりも、こうやって個人商店で買い物して地元の人と話したりして人間の温かみを感じるのが好き。

並んだけど、大好きなまぐろをおいしく食べられて、大満足。幸せだなぁ。(勝浦は生まぐろの水揚げ量が日本一らしい。)

夕食を食べたあとは、ビン玉通りをお散歩。

本日の宿は、エアビーで借りた一軒家の一部屋。

就寝のお時間。
感謝の気持ちでいっぱい。旅行できる幸せ、ありがたみを楽しめた。

地球人って本当に楽しいじゃんね!地球は楽しい!自然って美しい!私たちの魂は地球に生まれてきて、地球でしか経験できないことを経験しに来てるんだなあ。まさにゲーム!

そう思って、眠りについた。

 

続く。

 

 

熊野の古道(熊野三山参拝)その1

2泊3日で、熊野古道に行ってきた!

ずっと、和歌山県、熊野に呼ばれていた。ここ2,3年くらいは行きたいと思っていた。

旅のスケジュールと、体験談、そして何を感じたかを中心に書いていこうと思う。

 

 

熊野古道とは

そもそも熊野古道とは何ぞや?というところで、ご存じない方のために簡単に説明しますと、、、

熊野古道とは、熊野三山熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)へと通じる参詣道のことを指します。

 

古来より熊野周辺は自然崇拝の地であったものの、その後の時代で神道や仏教、修験道などさまざまな信仰の対象となりました。

平安時代より、天皇、貴族から庶民まで幅広い階層の人々が「熊野詣」のために熊野古道と呼ばれるルートを歩き、熊野三山は日本最大級の霊場として栄えたのです。

 

2004年には、熊野古道が「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として、ユネスコ世界文化遺産に登録されました~。

 

www.wakayama-kanko.or.jp

 

各ルートについては、このサイトがわかりやすいです★

www.shinguu.jp

 

旅のスケジュール

熊野古道はいくつもルートあって、数キロのものから、全長約160kmもあるルートも!

 

自分には限られた時間(3日間)しかなくて、その中でやりたかったことは、熊野三山に参拝することと、古道を少しでも歩くということ。

 

そのため、ルートの中でも特にメジャーな箇所を歩くことにし、バスや電車を有効活用して回ることにした。

 

旅のスケジュール・移動はこんな感じ。

 

1日目

東京から夜行バス

那智勝浦に到着

そのまま那智の方へ、バスで向かう

大門坂から、巡礼スタート!

熊野那智大社を参拝

バスで那智勝浦へ戻る

那智勝浦に宿泊

2日目

那智勝浦

新宮へ電車で向かう

新宮エリアを散策

熊野速玉大社を参拝

本宮エリアへバスで向かう

本宮エリアを散策

湯ノ峰温泉へバスで向かう

湯ノ峰温泉街に宿泊


3日目

湯ノ峰温泉

発心門王子へバスで向かう

発心門王子から巡礼スタート!

熊野本宮大社を参拝

新宮までバスで向かう

新宮エリアを散策

新宮から夜行バスで東京へ帰る

 

旅の準備~巡礼前夜~

新宿バスタから、勝浦温泉行きのバスに乗る。

 

よく夜行バスで行けるね、と周りに言われることが時々ある。

確かに、夜行バスは新幹線ほど快適ではない。

しかし夜行バスは、安さが魅力的なのと、何より朝早く到着できて、朝早くから行動できるという点が好き!!

(朝型人間+早くから行動したいという牡羊座の欲求を満たしてくれるw)

体力が許す限りはw、夜行バスに乗り続けますw

 

実は、この日は大型連休に入る前夜。
首都高が超絶混んでいて、バスが全然進まない。

 

私は心配し始めた。。

明日の予定が狂わないだろうか。。。

 

多少の遅延は見込んで、旅の計画は立ててあるが、2~3時間遅れは見込んでいないぞ。。

 

1時間20分遅れで、最初の休憩場所であるサービスエリアに到着。

 

この時点で私は思考がノンストップ状態になってしまった。

何時頃にどこに着きそうとか、プランBを立て始めたり。

 

しかし、起こってもいない未来のことで、クヨクヨ悩んでも意味がないと自分に言い聞かせた。

それに、時間は幻想なのではないか?!

Vicoさんが昔、Youtubeで、無理かと思っていたけど空港のチェックインがスムーズにすすんだような(?)面白い体験をシェアしてたぞ!w

びこWorld - YouTube

 

そういって、心を落ち着かせた。。

 

結局、1時間20分遅れで進んでいたバスが終点の勝浦温泉に到着したのは、予定よりたったの25~30分後だった。

バスはどう挽回したんだろうw

そして本当に無駄に悩んでいたなぁと思った。「今」にいることにもっと集中したい。

 

無事に那智勝浦に到着できたことに感謝。ありがとうございます。

そして、熊野の旅を続けた。

 

続く。

 

 

 

はじめまして。

はじめて、ブログを書いてみる。

 

どれくらいの人に読んでもらえるか、わからないけれど。

 

私はこれまで、人のブログを読んで、勉強になったり、とてもウキウキしたり、良い気分になった。

私もブログを読んでくれる人に、そんな気分になってもらえたらなあと思う。

 

内容は日記風になるかな。

思ったことや自分の体験を中心に綴っていくと思う。

 

私は精神世界が大好きで、やっとこのことを認め始めた。

スピリチュアルなことも多めに発信していくことになるかもしれないこのブログ、楽しんでもらえたらいいな。

 

少しでも、わくわくやインスピレーションを与えることが出来たら嬉しい。

 

牡牛座の新月の今日、初投稿してみます。

何かを始めるのが良いとされる新月。牡牛座のコツコツとしたエネルギーに乗り、長く、ブログを続けられますように。